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    <title>Chuta Log</title>
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    <description></description>
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      <title>Chuta Log</title>
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    <item>
 <title><![CDATA[百鬼夜行を撃て]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=75</link>
<description><![CDATA[友人と三人で始めた、小説プロジェクト「R3F」に投稿した作品です。<br /><a href="http://r3f.jugem.jp/?eid=6#sequel" title="http://r3f.jugem.jp/?eid=6#sequel" target="_blank">http://r3f.jugem.jp...</a><br />
これは、世界観を共有しつつ個々に作品を発表していこうと言うプロジェクトです。<br />
ただ、共有する世界は最初から設定されている物ではなく、作品を積み重ねる中で徐々に全体が現れる（創られる）事になります。<br />
<br />
でもって第一回締切作品がみんなから出てきたのですが……。<br />
さて第二回はどうなるか？　つながりが生まれるのか？　楽しみにしています。]]></description>
 <category>Novel</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=75</comments>
 <pubDate>Fri, 30 Nov 2007 12:00:39 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[美少女剣士アイリーナ]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=74</link>
<description><![CDATA[ハードディスクの奥で久しぶりに発見。<br />
何年ぶりだろうか？　初めてコメントを頂いたので、なんとなく追加。<br />
ちなみにスパムコメントアンドトラックバック対策をしているので、すぐにコメントがオープンされません……。<br />
ごめんなさい。　眠れないの？<br />
　そう……今夜は暑いものね。おばあちゃんのお話が聞きたいの？　何の話がいいかしら？　お城のダンスパーティーのお話や、竜と騎士のお話、国を滅ぼすお姫様のお話ももう何度もしてしまったものね。緑のライオンが太陽を飲み込むお話は？　それも聞いたの？　あらそう？　そうねぇ、じゃあ今日はね、あんたにはちょっとばかり早いかもしれないけど、とっても強い剣士のお話をしてあげようね。悪魔と戦って平和にを取り戻した、麗しき美少女剣士アイリーナのお話だよ。<br />
　聞きたい？　うん。<br />
　じゃあお聞きなさい。お月様もね、外で聞いているよ。<br />
<br />
　とある村に、それはそれはかわいらしい娘がいたの。その娘が歩けば誰もが振り返り、風に吹かれれば、誰もがその目に砂粒を入れたわ。年は十五、ぜひお嫁さんにって言う人はたくさん居たわ。だけどね、女の子は結婚を申し込まれるたびに言ったの。<br />
「結婚はできません。私は神様に選ばれた、美少女だから」<br />
　大抵の男達は、それであきらめたわ。<br />
　だって、神様に選ばれているだけなら、まだ良いけれど、自分のことを美少女だなんて……、結婚生活は辛く苦しい事になるに決まってるものね。<br />
　そんなある日、少女はお父さんとお母さんに言ったの。<br />
「時が来ました。神様が私に悪魔を滅ぼす使命と武具を与えてくださいました」<br />
　そのころね、王国は悪魔の脅威にさらされていたわ。悪魔はね、現れるやいなや暗い暗い森を作ってその奥に、この世でもっとも嫌がられるような形をしたお城を造ったわ。<br />
　そこに閉じこもって、色々良からぬたくらみをしていたの。<br />
　突然アイリーナがそんなことを言い出すものだから、お父さんもお母さんも驚いて腰を抜かしたわ。確かに変わった事を言う娘だったけど、ついに大変な事になってしまったってね。<br />
　お母さんがまず聞いたわ。<br />
「その剣はよく斬れるのかい？　そんなやたら飾りばかりで、細い剣で悪魔なんか斬れるのかい？」<br />
　アイリーナは答えたわ。<br />
「これは神様の力が宿った剣です。これがあれば、七日七晩戦い続けても疲れると言うことを知りません。しかもこの世にこの剣で斬れないものはありません」<br />
　次にお父さんは、すこし前屈みになって聞いたわ。<br />
「その肌も露な鎧はお前の体を守っているのかい？　それとも挑発しているのかい？」<br />
　アイリーナは答えたわ。<br />
「この鎧は、神の力が宿っているので、どんあ刃もどんな魔法も私を傷つけることはありません。神様のご威光を示すことがあっても、挑発するようなことはありません」<br />
　お母さんは言ったわ。<br />
「じゃあその剣で、私を斬れるかい？　お父さんを斬れるかい？　この世に斬れない物が無いのなら、斬ってごらん」<br />
　アイリーナは答えたわ。<br />
「斬れます」<br />
　お父さんもお母さんも、すっぱり縦にまっぷたつにされてしまったわ。でも大丈夫。司祭様があわててくっつけて、直してしまったからね。<br />
　でもあわてたから、半分がお母さんで半分がお父さんの人が二人出来てしまったの。<br />
　でも大丈夫。もう一度半分に斬って今度は間違いなくくっつけたからね。<br />
　そんな騒ぎがあったんだけど、アイリーナは旅立っていったわ。お父さんもお母さんも止めなかったの。だって、もう半分になるのは嫌ですもの。<br />
<br />
　アイリーナは王様に会いにお城に行ったわ。悪魔退治の軍勢を出してくれるようお願いに行ったの。七日七晩戦っても疲れないけど、八日目にまだ敵がいたら一度休まないといけないでしょ？　もちろん鎧は神の力が宿っているから、敵の真ん中で寝ても大丈夫なんだけど、いたずらに時間がかかるとそのぶん、悪魔がみんなを苦しめるでしょ。<br />
　神の言葉を伝えたアイリーナに、王様は頷いたわ。<br />
「そなたのことは、予言者により伝えられておる。予言者は、神のお告げより先に、風聞によってそなたのことを知ったのだそうだ。そなたに、我が国でもっとも剣の腕の立つ騎士隊を貸し与えよう。それから二万の軍勢を草原に布陣し、悪魔の軍隊に備えよう」<br />
　アイリーナは言ったわ。<br />
「もっとも腕の立つ騎士団には、この国で何番目に強い騎士が所属しているのですか？」<br />
　王様は答えたわ。<br />
「そなたが一番なのも、予言者から聞いた。つまり二番目から十一番目の騎士が所属している」<br />
　王様はそれから、アイリーナに質問したの。<br />
「そなたは何故そのような姿で戦に赴くのか？　行く手には、風雨もあろう。もしかしたら雪も吹雪も待っているかもしれない。なのに何故そのように、肌も露わな鎧を着ているのか？」<br />
　アイリーナは答えたわ。<br />
「私も最初神が差し出されたこの鎧に、疑問を感じました。しかし、神は仰ったのです。『すべては神の威光を示すため。例え裸であっても、神の威光に守られたそなたは、いかなる障壁もお前を傷つけないのだ』と」<br />
　王様はもう一度聞いたわ。<br />
「では何故裸ではないのか？」<br />
　アイリーナは笑ったの。<br />
「王様。裸ではあまりに恥ずかしいではありませんか？　この鎧は神様の有り難いお心遣いの賜物なのです」<br />
<br />
　そうして、アイリーナと騎士隊、それから軍勢はお城を出発したの。とっても良いお天気だったのよ。青い空にはひとかけの雲もなくて、そよ風はアイリーナの髪を揺らしたわ。悪魔の住む森は、都からずっとずっと東。三ヶ月もかかる場所だったわ。<br />
　軍勢は草原にとどまって、アイリーナともっとも腕の立つ騎士隊はさらに進んで、青空とは無縁の悪魔の森に向かったわ。<br />
　薄暗い森の中を、馬を下りて進みながら、王国で二番目に強い騎士がアイリーナに聞いたわ。<br />
「あなたのその鎧は、男を奮い立たせるためではないのですか？<br />
　アイリーナは答えたわ。<br />
「この鎧は、神の威光を示すための鎧です。つまり神のための鎧です。あなたはこの聖なる鎧から何を感じたのですか？」<br />
　王国で二番目に強い騎士は、顔を真っ赤に染めてからそれから真っ青になったわ。そして泣きながら言ったの。<br />
「私は神に背きました。もはや騎士として働くことはできません。私は騎士を辞めます。私はすぐに引き返し、教会ですべての罪を告白して懺悔します」<br />
　その場で、剣を捨て鎧を脱ぎ捨て、王国で二番目に強かった元騎士は都に向かって走っていってしまったわ。<br />
<br />
　走っていった王国で二番目に強かった元騎士は、途中で馬に乗って、軍勢の真ん中を走り抜け、通りかかった村にあった教会で、とても我慢できなくてに懺悔したの。<br />
　小さいけれど、とても由緒正しい石造りの教会に居たのは、白い髭が銀色に輝く司祭様だったわ。<br />
「あなたのその疲れ切った表情をみればその罪が以下に深刻で、悲しい物なのかはよくわかります。さあすべてを告白しなさい」<br />
　走って行った王国で二番目に強かった元騎士は、すべてを告白したわ。そしたらね、司祭様は、滝のように汗を流して仰ったの。<br />
「ではあなたは、神に選ばれた娘のその膨らみきらない初々しい胸や、透き通るように白いその腕を伝う汗の輝きや、動かすたびに表情を変える薄い唇や、茂みに分け入るたびに露に濡れる細く弱々しい太股、それを神ではなく自分のものにしたいと思ったのですね」<br />
　王国で二番目に強かった元騎士は、頷いて涙を流したの。<br />
「そうです。私はその神が与えし鎧を、力ずくで……あくまで力ずくではぎ取って、あらん限りの男らしい欲望と愛情を、娘に注ぎたいと思ったのです」<br />
　司祭様、その場に突っ伏してしまったわ。それから、息も絶え絶えに仰ったの。<br />
「あなたは、このままここにとどまり、すべての罪を償うために、司祭として勤めなさい。私は、急ぎ大司祭様の元に行き、私自身の罪を告白しなければなりません」<br />
　そうして、司祭様は大司祭様のところに走り、大司祭様は司教様のところに走り、司教様は大司教様のところに走り、大司教様は枢機卿様のところに走り、枢機卿様は法皇様のところに走ったわ。<br />
　そして、法皇様は助祭様からやり直すことになったの。<br />
<br />
　ところでそのとき、困っているひとが居たわ。田舎で司祭様をしている王国で二番目に強かった元騎士の奥様よ。<br />
　田舎で司祭様をしている王国で二番目に強かった元騎士の奥様は、夫が帰って来ないと言うことを知って、自分のお腹に宿る命について考えなくてはいけなかったわ。<br />
　夫は半年前に旅立ったけれど、子供は四ヶ月前に出来たんですもの。それだけじゃなくて、田舎で司祭様をしている王国で二番目に強かった元騎士はずっとお城に居て、帰ってきていなかったの。それはおしゃべりな田舎で司祭様をしている王国で二番目に強かった元騎士の奥様が、誰にでもみんなにしゃべっていたの。寂しかったのね。<br />
　だから、都のひとはみんな、田舎で司祭様をしている王国で二番目に強かった元騎士の奥様のお腹を指さして聞いたわ。<br />
「そのお腹に入っているのは、本当にかつて王国で一番腕が立ち、神に選ばれし娘に、<br />
その座は譲ったが、それでも二番目に強かった騎士の子ですか？」<br />
　田舎で司祭様をしている王国で二番目に強かった元騎士の奥様は、うやうやしく、ゆったりと話したの。<br />
「いいえ違います。ある日お屋敷に、見目麗しい旅の若者が訪れ、泊めてくれと仰いますので、泊めて差し上げたのです。その晩、寝苦しさに寝返りをうったのですけれど、そこに、見目麗しい旅の若者が居るじゃありませんか。私は、『例えあなたがどんなに見目麗しくても、一応夫が居ます。司祭になる前から、夫婦の営みはなかったけれど、わたしはあの方を生涯ただ一人の夫と決めています。あなたは見目麗しく、いかにも将来のありそうな若者。私も騒ぎだてはいたしません。皆が寝静まっているうちにこの場から去りなさい』と言ったのですが、旅の若者は『奥様、そのように仰られても私にはわかります。あなたはお寂しいのでしょう。私を信じてください。私に身を任せるのです。私は、神の業を持つ者。あなたに天上界を垣間見せてあげましょう』と仰ったのです。見目麗しい旅の若者はまさしく、神業の持ち主でした。そうです。誰が否定できましょうか？　彼は、かの見目麗しい旅の若者は、神そのものだったのです。でなければ、単なる旅の若者がいかにも将来のありそうに見えるわけも無ければ神業を使えようはずがありません。この子は神の子です。あなた方は神の子を指さすのですか？」<br />
　それを聞いた都の人々は次々と、聖母となった田舎で司祭様をしている王国で二番目に強かった元騎士の奥様の前にひれ伏して、自分の罪を認めたのよ。<br />
<br />
　都でそんな事件が起きている時にね、暗い暗い森を進んでいたアイリーナの一行でもちょっとした事件が起きていたの。<br />
　アイリーナの後ろを歩いていた、王国で二番目に強い騎士が言ったわ。<br />
「神に選ばれし娘、アイリーナ。私はあなたの出現で、一度は三番目に強い騎士になった。しかし、かつて一番強く、あなたの出現によって二番目になった騎士は、剣を捨ていずこかへ去り、また私は二番目に強い騎士になった。しかし、こうして短い間に順番がめまぐるしく入れ替わると、すぐにでも自分が一番になれるように思える。どうか私にその一番の地位を譲ってくださいませんか？」<br />
　アイリーナは、どこまでも続く深い闇から目をそらして、二番目に強い騎士に言ったわ。<br />
「私が一番強いのは、神がそう定めたからです。私の意志によってこの地位にとどまっているのではありません。実のところ、一番強いのは私ではなく、この鎧と剣なのです」<br />
　二番目に強い騎士はそれを聞いて、飛び上がって喜んだの。<br />
「では、その剣と鎧を私に譲ってください。そうすれば、私は一番強い騎士として認められるでしょう」<br />
　アイリーナは、答えたわ。<br />
「この剣は、私にしか抜くことが出来ません。それどころか、例え抜き身のまま手に入れたとしても、決して振るうことが出来ないのです。それはこの剣には私にしか従わないと言う頑強な意志があるからです。鎧もそう。そもそも筋骨隆々たるあなたに、この鎧が着られるとお思いですか？」<br />
　二番目に強い騎士は、それを聞いてがっかりとうなだれました。<br />
「ならば、もはや野望が抱けぬように、再び三番目の地位になりたい。一位になる前に二位の地位を得なければならないと思えば、一位になりたいなどと言う考えは起きなくなろう」<br />
　それを聞いた三番目に強い騎士は言ったわ。<br />
「ならばこの場で、お前を倒し、二番の地位になろう。わざと負けると良い」<br />
　それを聞いた、四番目に強い騎士、五番目に強い騎士、六番目に強い騎士、七番目に強い騎士、八番目に強い騎士、九番目に強い騎士、十番目に強い騎士はそれぞれ一つ上の順番の者に試合を申し込んだわ。<br />
　順位がめまぐるしく変わりそうなのを見て、自分も入れ替わりたいと思ったのね。<br />
　でも二人同時に試合をするのは大変だし、今は悪魔退治の真っ最中で、忙しいから、アイリーナを除く全員が戦って、負けた順番に順位を決め直すことになったの。<br />
　でも稽古や試合の為の武器は無かったから、持ってきた武器で戦うことにしたんだけど、みんな国で屈指の騎士だから、武具もみんな屈指の名品揃い。火を噴いたり、雷を出したり、見ているだけで眠くなったりするものがいっぱいだったし、もともとあんまり実力に差がなかったから、手加減できなかったのね。<br />
　結局、どんどん倒れていって、最後に残った三番目に強い騎士が残って、血だらけになりながらアイリーナに言ったわ。<br />
「ご覧のように、私は二番目に強い騎士となった。結局のところ十番目の騎士にわざと斬り倒された二番目の騎士以外は順番通りに倒れたので、三番になるつもりが十番になった騎士以外は、皆望み通り順位を一つあげることが出来た。そのために、貴重な命を散らしてしまったとは言え、きっと後悔はしないだろう。でも私ももう、ダメだ。……ママ」<br />
　アイリーナは、二番目が差し出した血だらけの手を握り返して言ったの。<br />
「ごめんなさい。私はあなたの母君ではありません。だってあなたの方が二十も年上でしょう？」<br />
　アイリーナは誤解したのね。二番目に強い騎士は、とても悲しそうな顔をしてから息を引き取ったわ。<br />
　アイリーナは、仲間を全員失ったけど、それでも前に進んだの。アイリーナはとっても意志の強い娘だったのね。<br />
　そうして、何日も何日も一人で森を歩いていったの。そうして、やっとその目の前に、この世でもっとも嫌な形をした城が姿を現ししたわ。でもね、その城の門の前には醜い魔物の群れが千匹もよだれを垂らして待っていたの。<br />
　一番頭の良さそうな、一本角とコウモリの翼、トカゲのしっぽを生やした、男とも女ともわからない人間のような形をした魔物が言ったわ。<br />
「アイリーナ。神に選ばれたとはいえ、お前は一人だ。我々をみろ。数え切れないだろう」<br />
　でもアイリーナは負けなかったわ。<br />
「数え切れません。でも、私は国でもっとも強いのです。あなた方には負けません」<br />
　魔物はげらげら笑ったわ。その笑いの下品なこと下品なこと。とっても美味しいケーキも、一瞬にして腐ってしまうような、嫌な笑い声だったわ。<br />
「どうして、負けないと言えるんだ！　こっちは、全部で千だ！」<br />
　アイリーナは言ったわ。<br />
「私は、神にどんな魔物にも負けない力を授かりました。それに私は七日七晩戦っても疲れないのです。あなた達を一日二百匹殺したなら、五日で全滅させて、一日ここで休んだ後万全を期して悪魔を退治できます」<br />
　魔物は、言ったわ。<br />
「一日二百匹だと！　俺たちは、五倍の人間どもと渡りあえるんだぞ！　だから人間五千人と同じなんだ」<br />
　アイリーナは言い返したの。<br />
「私は、一日千人の人間を相手にしても疲れることはないし、全員を天に導くことができます」<br />
　魔物は言ったわ。<br />
「でたらめを言うな。どうやってそれを証明するんだ！」<br />
　アイリーナは、神に授かった剣を抜いたわ。<br />
「あなた達で証明してあげましょう」<br />
　それを聞いた魔物達がざわめいたわ。<br />
「それは、困る。証明するなら他の方法にしてくれ！　その上で、お前とどう戦うか考える。我々に貴様の実験に差し出す命はない！」<br />
　アイリーナは言ったわ。<br />
「ならば、道をあけなさい。あけなければ、私の力を証明したうえで、あけてもらうことにします」<br />
　魔物達は、ざわざわ相談していたわ。お前が行けお前が行けと口々に言うけど、だれも証明い付き合うつもりは無いみたい。<br />
　馬の顔をした魔物が言ったわ。<br />
「しかたありません。道をあけましょう」<br />
　馬の顔をした魔物に、一番頭の良さそうな魔物が言ったの。<br />
「しかし、このまま黙って通すわけにはいかないぞ。我々はここで、あいつが城にはいるのを防ぐ役目がある」<br />
　それを聞いた、馬の顔をした魔物が言ったわ。<br />
「我々は表門を固めています。知らない間に裏口から入られては、打つ手がありません」<br />
　それを聞いた一番頭の良さそうな魔物は、馬の顔をした魔物に向かって叫んだわ。<br />
「この入り口の真裏に、玉座に直接通じる裏口があるなどと絶対に言うな！」<br />
　馬の顔をした魔物は、鼻を鳴らして言ったわ。<br />
「そうだな絶対に言うわけにはいかないぞ、あの通路を通れば、誰にも邪魔されることなく、悪魔様に会えるなどと誰が言うものか！」<br />
　アイリーナは、ざわめく魔物達の前を去って裏口を探し出すと、そこから悪魔の玉座に向かったの。<br />
　何の邪魔も無しに、悪魔の玉座にたどり着いたわ。悪魔は真っ赤にただれた肌をしていて、はげ頭に三本の角が生えて複雑に絡み合った、とても複雑で気持ちの悪い、こわーい姿をしていたの。<br />
　悪魔は言ったわ。<br />
「よく来たアイリーナ！　待っていたぞ」<br />
　不思議なことにその声は、アイリーナにとってはとても懐かしい声だったの。<br />
「なんと言うことでしょう！　悪魔よ、なぜあなたは神を同じ声をしているのです」<br />
　悪魔は、王国一の美味しい料理が一瞬にして腐るような下品な笑い声をあげてから頷いたわ。<br />
「私は神だからだ。その剣もその鎧も、そしてその使命を与えたのも私だからだ」<br />
　アイリーナは、剣を振りかざしたわ。<br />
「嘘を言うのはやめなさい！　あなたが神様だと言うなら、すぐに神様の姿形になってみなさい。あなたのような汚らわしき者には、神様の聖なる姿など想像も出来ないでしょう」<br />
　悪魔は、腐った料理がさらに腐るような笑い声を発して頷くと、今度は家畜の餌も五つ星に見えるようなまばゆく聖なる光を発して、神様の姿になったわ。お城もすぐにこの世のものとは思えない美しい建築になり、周りの魔物達は天使に変わり、暗い森は明るくて美しい森に変わったの。<br />
　アイリーナはその場に泣き崩れてしまったわ。<br />
「ああ……なんと言うことでしょう！　神様。では、あなたは、私にご自身を滅ぼせとお命じになったのですか！　そのような過酷な使命はとても耐えられません」<br />
<br />
「ではそなたは神を滅ぼしたのか！」<br />
　そこまで聞いた王様は、玉座から転げ落ちそうになったわ。<br />
　戻ってきて、成り行きを報告していたアイリーナは、首を横に振ったわ。<br />
「神様は仰いました。『決して自身を滅ぼそうと思ったのではない。あくまで私自身の満足のためである。私はそなたのような美少女が神の使命を帯びて、単身敵地に赴き、使命を果たさんとするそのときに、信じて来たことがひっくり返るような、驚愕の事実を知って絶望する瞬間が好きなのだ』と。神様はまた仰いました。『そなたに与えた武具は確実に我が元に来られるようにとの気遣いであり、その鎧は神の威光を示すだけでなく、私に興奮を与えるための重要なものなのだ』と」<br />
　アイリーナは言ったわ。<br />
「そうして神は、私に天上界を見せてくださいました」<br />
　王様は、ちょっと興奮ぎみに聞いたわ。<br />
「どのようにして、天上界を見せたのか？　出来るなら、后や側室たちにも天上界を見せてやりたい」<br />
　でもアイリーナは、黙って首を横に振ったわ。<br />
「それは言えません。神様は私に言ってはならないと仰ったのです。『年端もゆかぬ子への心遣いもまた神のつとめである』と」<br />
　王様は、残念そうに首を振ると、それから聞いたわ。<br />
「そなたは、神の子を宿したのか？」<br />
　アイリーナは、やっぱり黙って首を横に振ったの。<br />
「神は仰いました。『愛する相手と、子を宿す相手は分けることにしておる。そなたのような若くはかなげな美少女に、神の子は任せられない』と」<br />
　王様は、そうかそうかと言うと、すっかり興味を無くしてしまったわ。それからめんどくさそうに大臣を呼びつけると、褒美を出すように言ったの。大臣は王様に聞き返したわ。<br />
「どれほどの褒美を与えましょう？」<br />
　王様は答えたわ。<br />
「あやつが、一生働かずに暮らせる程度で良いだろう。神の気まぐれに付き合わねばならないことを思うと、舌を出すのも面倒だ」<br />
　大臣はアイリーナに、見目麗しくも醜くもないけれど、働き者の男を一人差し出したわ。<br />
　アイリーナは、男を連れて村に帰り、とても幸せに暮らしたわ。<br />
　ところで、聖母となった田舎で司祭様をしている国で二番目に強かった元騎士の奥様が生んだ神の子は、騎士として国に仕えたけど、お酒に酔って他の騎士と順番争いをして死んでしまったの。<br />
<br />
　さあ、これでお話はおしまい。<br />
　面白かった？<br />
　あら……いつから寝てしまったのかしら？　しかたのない子ね。おばあちゃん独り言を言ってたのね。恥ずかしいわ。ぼけたと思われるじゃないの。<br />
　お休みなさい。良い夢見るのよ。<br />
]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=74</comments>
 <pubDate>Mon, 9 Apr 2007 22:45:41 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[なんと]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=72</link>
<description><![CDATA[もうダメだと思っていた、PowerBookG3が復活しそう。<br />
スイッチが入らないなんてもうダメだ……きっとVAIO買ったから嫉妬したんだと思っていたんですが。<br />
<br />
内蔵電池が死んでたみたいです。<br />
<br />
なので、もう帰ってこないと思っていた過去の作品達も全部載せられる事になりそうです。<br />
<br />
新作は？<br />
と聞かれると、もごもごしてしまいますが。<br />
ともあれ、この土日にこうご期待なのです。<br />
<br />
ていうか……、このブログは誰か見ているのだろうか。]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=72</comments>
 <pubDate>Thu, 30 Mar 2006 20:40:15 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[縁]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=71</link>
<description><![CDATA[縁はほんとうに不思議だ。<br />
良縁、悪縁、いろいろある。<br />
<br />
たとえば、こうして書いているブログ。<br />
これをやっている仲間は、大学が縁で出会った。<br />
<br />
ヤグチ氏とは同じクラブで本当に楽しい日々を過ごさせてもらった。<br />
大学生活は今から考えて、あり得ないくらい幸せだった。<br />
<br />
でもたとえば、私がどこかで違う選択をしてたら……。<br />
大学は一緒だったとしよう。<br />
でも、クラブが違えばその後の流れは全然違う。<br />
私がたとえばアメフト部に入っていたら、きっといまこうしてブログを書いていることもなかっただろう。<br />
それどころか、今の仕事も選んでなかったかもしれない。<br />
今の仕事を選んでなければ、嫁さんと出会うこともなかったと思う。<br />
<br />
縁は異なもの味なもの。なのだ。<br />
<br />
<br />
<a href="http://fiveyears.jugem.cc/" title="ファイブイヤーズ">From Five Years Blog</a>]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=71</comments>
 <pubDate>Tue, 28 Mar 2006 17:15:12 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[アニメーション]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=69</link>
<description><![CDATA[僕はアニメーションが大好きです。<br />
なんでって言われてもわからない。<br />
いつからって言われたら、子供の頃からって答える。<br />
<br />
アニメーションが世界に誇る日本の文化だと言い出したのは誰だろうか？<br />
電車男をはじめとするアキバ系が注目されるようになったのは、去年くらいからだろうか。オタクが文化になったり産業になったりしたのはいつからだろうか？　長くつきあい続けている私としては、喜ばしい事です。<br />
と、理性では思う。<br />
<br />
タレントとかが臆面もなくガンダムファンだとか言ってるのを見て、私は正直言うとプンプンなのだ。「ガンダムは俺の物だ！」と。<br />
や……誰よりも詳しいとかそういう自信はないし、ガンダム係数が高いわけじゃないけど……。偉そうなオッサンたちが、アニメを世界に発信とか言ってるのを見てると、私は正直「おっさん、アニメ見たのかよ！」と思ってしまう。や……私もそんなにいっぱいアニメ見てる訳じゃないけど……。<br />
<br />
なんだろうか、自分だけの密やかな楽しみだったはずの、自分だけが知っているはずの、大切なもの。いや幼なじみと言っていいかもしれない。<br />
それが、なんかわからん奴らと仲良くしているのを見て「おまえらにあいつの何がわかるんだよ！」と思ってしまったりしているのです。<br />
<br />
でも未だに一般的には、まだまだ「いい大人がまんがなんか見て」なんじゃないかなと思うのです。<br />
<br />
<a href="http://fiveyears.jugem.cc/" title="ファイブイヤーズ">From Five Years Blog</a>]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=69</comments>
 <pubDate>Thu, 9 Mar 2006 11:34:00 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[睡眠時間]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=68</link>
<description><![CDATA[最近十分とれている。<br />
うれしいことだと思う。<br />
仕事が忙しくて、しかも要領が悪かったときは、夜中まで働き続けていた。<br />
会社で寝るのもあたりまえだった。<br />
<br />
でも、ある時を境に、ちゃんと寝ないと体が保たなくなった。<br />
なんでだろう。<br />
仕事がいやになったのだろうか？<br />
まあ、それもあるかもしれないが。<br />
<br />
年を食ったのかなと思う。<br />
30才を超えると体調が悪くなると、三十代の人が言った。<br />
それは本当だと思う。<br />
<br />
二十代には二十代の暮らし方があって、三十路には三十路の、四十路には四十路の……。睡眠時間もそうじゃないかな。<br />
<br />
<a href="http://fiveyears.jugem.cc/" title="ファイブイヤーズ">From Five Years Blog</a>]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=68</comments>
 <pubDate>Thu, 9 Mar 2006 11:33:14 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[ストレス]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=67</link>
<description><![CDATA[ストレスを感じている。<br />
わりと後ろ向きなストレスが多い。<br />
で、日に日に濃くなっていくような気がする。<br />
<br />
<a href="http://www.chuta-y.com/nucleus/media/1/20060309-20060214_122595.jpg"></a><br />
<br />
ストレスが私に年を取らせている。<br />
そんな気がする、今日このごろなのです。<br />
<br />
<a href="http://fiveyears.jugem.cc/" title="ファイブイヤーズ">From Five Years Blog</a><br />
]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=67</comments>
 <pubDate>Thu, 9 Mar 2006 11:31:51 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[新しい暮らし]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=66</link>
<description><![CDATA[私が大学に受かって、京都に来たとき。<br />
新生活がはじまった。<br />
新生活、初めての一人暮らしを始めるひとにおすすめなのはなんだろう。<br />
<br />
はて。<br />
しばらく考えて思い出したのは、電気鍋。<br />
電気鍋は親が引き出物でもらったものだけれども。<br />
<br />
電気鍋は10年使った。<br />
電気鍋とみんなが集まる部屋が有れば、鍋パーティができる。<br />
鍋パーティと聞いていやらしい事を思い浮かべる方も居ると思うけど。<br />
全然そんなことはなく、もっぱら男ばかりが集まっていた。<br />
<br />
楽しかったし、栄養にもなったし。<br />
何しろ安価だった。<br />
<br />
一人500円の会費でそこそこ食えちゃうのだ。<br />
そんなわけで、電気鍋をお勧めして、応援の言葉とします。<br />
<br />
<a href="http://fiveyears.jugem.cc/" title="ファイブイヤーズ">From Five Years Blog</a>]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=66</comments>
 <pubDate>Thu, 9 Mar 2006 11:27:11 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[夢を見た]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=65</link>
<description><![CDATA[夕べ夢を見た。<br />
私は、なぜかFMラジオのDJの部屋にいて、電話番をしている。<br />
電話がかかってくるが、それはDJのストーカーだ。<br />
ストーカーは、何か言っているが、覚えていない。<br />
ただ、私がDJだと思って話しているらしい事はわかった。<br />
<br />
私は、DJと話をしてから警察に電話した。<br />
捕まったと言うかなんか近くにいたストーカーは、歩くのもままならない太った男だった。<br />
<br />
その男がお詫びだと言って飯をおごってくれたが、その席にはなぜか大学時代からつきあいがある友人がいた。<br />
<br />
よくわからなかった。]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=65</comments>
 <pubDate>Thu, 23 Feb 2006 19:42:52 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[長野オリンピック]]></title>
 <link>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=64</link>
<description><![CDATA[冬季オリンピックが近づくと、長野オリンピックを思い出す。<br />
世間の人がなんて言おうと、僕は感動しました。<br />
<br />
開会式も録画して見直しました。<br />
<br />
日本選手の活躍も確かにすばらしかったけど。<br />
僕が感動したのは、テレビの向こうで世界の注目を浴びているふるさと、信州なのです。<br />
<br />
オリンピックの期間は、みんな右よりな感じになるから、たまにちょっとね……という人もいるし、日の丸や君が代の問題はみんな忘れてしまうような気もするけれど。<br />
<br />
自分の国の選手だから、自分の国の代表だから、応援したいと思う私なのです。 <br />
<br />
<a href="http://fiveyears.jugem.cc/" title="ファイブイヤーズ">From Five Years Blog</a><br />
]]></description>
 <category>Column</category>
<comments>http://www.chuta-y.com/nucleus/index.php?itemid=64</comments>
 <pubDate>Wed, 22 Feb 2006 21:53:55 +0900</pubDate>
</item>
  </channel>
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